
ミルテック工法
長期の防カビを実現するミルテック工法とは
ミルテック工法とは、除カビ作業からコーティングに至る一連の作業工程を指します。このミルテック工法により、長期に渡る防カビ効果が実現されます。

ミルテック工法の作業工程
1.除カビ作業
防カビの施工は主に塩素系除カビ剤を使用しますが、その作業工程は施工する箇所の材質によって異なります。また、この一次殺菌ですべてのカビを除去するために、浴槽の内側、押入れやタンスの奥、壁紙の裏などをチェックし、確実に除去していきます。
この工程で除去しきれていないカビがあると、後から臭いが発生したり、そこからカビが再度繁殖することになり、防カビの効果がなくなってしまうのです。
■箇所別施工法
a.土壁・京壁・珪藻土
b.タイル
浴槽やトイレのタイルは、間のパッキンにカビが発生しているケースが大半です。パッキン等はカビが取れにくいため、先にタオル等でシップします。その後女カビ剤を噴霧し、カビを取り除きます。
c.浴槽
浴室用防カビ剤ををスポンジで塗布し、タオルで拭き上げます。カビが全て除去されたら、最後にしっかりと完全乾燥させます。
薬剤は浸透し易いように、乾いたタオルに塗布します。また、2度目に塗布した薬剤が浸透し易いように、タオルは乾燥させます。
d.木材
2.二次殺菌
除カビ作業後の施工箇所に噴霧器で噴霧します。噴霧後は乾燥させます。
3.防カビ作業
防カビ作業の基本工程は防カビ剤のコーティングです。この作業で環境に適した防カビ剤をコーティングすることで、防カビ効果を持続させます。
目地・パッキン部分
- 施工部分が完全に乾いてから、パッキン用防カビ剤を筆で重ね塗りします。
浴室
- 浴室用防カビ剤ををスポンジで塗布し、タオルで拭き上げます。
4.仕上げ
防カビ剤を噴霧器で噴霧。これを2回繰り返します。
防カビの効果について
微生物災害のプロセスをみると、その環境下に細菌・カビが別々に発生していることは稀です。それらの世代交代も含めて両者に有効な殺菌剤が必要なのですが、一般に選択性を持っていますので、建築物に発生する菌類全てに対して効果あるものに複合・相乗効果が出るように作られています。
重ね塗り有効度
塗料等に混入した防カビ剤はその仕上がり重量が増しても抗菌力は増大しませんが、このシール法は2回目で約1.9倍。3回目で約2.7倍に抗菌力がそれぞれ増強されます。
耐久性の条件
防カビ剤が被処理物から、あらゆる条件下において離脱しにくく、酸・アルカリに変質しません。
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